ここから名古屋グルメを再発見NAGO-1グランプリ2011

名古屋の魅力を全国に広げ地域ブランドに育てる。

NAGO-1グランプリ2013

NAGO-1グランプリ2013

今年で3回目となったNAGO-1グランプリ。名古屋“栄ミナミ”が舞台、地産地消をテーマに愛知県産の食材を使用した名古屋グルメが一挙に楽しめるイベント。

常連店・有名店・専門店・老舗・人気上昇中のお店など過去最多の26店がグルメイベントの定番・屋外での屋台形式の出店各々のプライドを賭け、10月04日~14日にわたり11日間のバトルを繰り広げました。

  • 名古屋グルメ選手権 NAGO-1グランプリ
  • 期間:2013年10月04日(金)~14日(日)
  • 会場:ナディアパーク南 矢場公園
  • 主催:栄ミナミ商店街連盟
  • 後援:愛知県・名古屋市・中日新聞社・名古屋商工会議所ほか
  • 冠スポンサー:キリンビール

NAGO-1グランプリ2011結果発表!ランキングベスト10

天候にも恵まれ、過去最多の来場者で賑わった第三回となる今回は26の出店。
「是が非にもグランプリを!」との意気込みを感じる3年連続での出店が多勢を占めた中、栄えあるグランブリは2011年のランキング外、2012年には健闘の第5位と、3年をかけて遂に王座奪取に成功した【zetton.inc「ガリめし」】!
準グランプリは味噌味にリメイクしての再挑戦、2012年度に続き連続第二位【がブリチキン「がブリチキン。のから揚げ」】!

  • zetton.inc第1位:ガリめし

    500円・3793票
    愛知・知多で育った極上の知多牛を贅沢に使用した鉄板焼きガーリックライス(ガリめし)を、粗挽きコショウとポン酢でさわやかに頂く一品は、三年越しの三品目・原価度外視の必殺メニュー!ある意味当然かも。

    zettonグループ

  • 第2位:がブリチキンがブリチキン。のから揚げ

    500円・3381票
    第二回・2012年度と二年連続の準グランプリ「がブリチキン」。今回は味噌味だったそうですが目新しさが足りず、やはり僅か400票余りの僅差。私もチラ見しただけで素通りしてしまいました。(画像は2011のもの)

    がブリチキン

  • 第3位:MATSUDAYA厚切り牛タンMATSUDAYA美浜塩焼

    500円・2706票
    お店では"仙台名物”と称しているのに名古屋グルメとは…。原価を度外視したコスパ系メニューですね。

  • とりとり亭第4位:金のかわあげ

    500円・1920票
    パリパリ・サクサクに揚げたトリ皮に、手羽先風の甘辛タレの逸品!お店でも食べたい♪

    とりとり亭

  • 第5位:cafe Salutスイートポテトとかぼちゃアイスのツリーパフェ

    500円・1791票
    美味しいけれどとてもありきたり。甘味が一定評価を得るのは当然ですが、出店の意図が理解できません。

    cafe Salut

  • 八方招き第6位:オム&おろし瀬ッ戸焼きそば

    500円・1652票
    初代チャンピオン・瀬戸やきそばのアレンジ第2弾。たとえ旨くても目新しさに欠け、当然得票も伸びず。

    パルティせと1F

  • 第7位:伍味酉尾張名古屋の伍味武将からあげ

    500円・1512票
    名古屋おもてなし武将隊の五武将とお店の名にちなんだ5ッの味。五つの味を一度に楽しみたかった…

    伍味酉

  • がつ盛ラーメン第8位:でら盛りラーメンα

    500円・1461票
    全く麺が見えない盛り盛りのもやしとキャベツ。やや濃い目のスープで一体感を醸す完成度の高い一品。実店舗は何処に?

  • ももまる てつまる第9位:ももてつラーメン

    500円・1438票
    普通に旨い豚骨味噌ラーメン。競合4店中では知名度に欠け、具材・見た目のインパクトもなく入賞は見事!

    じんまるグループ

  • 10位:宮田精肉店金メダル名古屋豚ウインナーセット

    500円・1225票
    旨い!プリプリ!ビールに合う~♪間違いなくコスパ系。この値段で整合する訳ありません。

    宮田精肉店紹介

コスト・パフォーマー重視!?

メニュー紹介のリーフレットには各々料理の画像と紹介文、使用地元食材の説明と共に、「味」「見た目」「コストパフォーマンス」の3項目について5点満点・計15点満点での採点をメモする欄があります。投票自体は「投票券」で行うので、この自己採点メモはあくまでもメモに過ぎません。

但し、心理的にこの3項目が主な評価基準と脳裏に刷り込まれるのは間違いなく、また、自身の採点に基づいての投票となると尚更。評価の基準を示すのに別段不都合はなさげですが、この採点基準「コストパフォーマンス」での得点稼ぎにコスト度外視メニューで挑む出店が今回は特に目立ちました。

第一回時には700円のメニューなどもあり、キチンと収支に見合う料理だったものが、第二回には低価格化。そして今回は収益を考慮しない原価をかけたメニューの数々。
当然旨いに決まってますし、より見栄えのする食材も使用できるので入選確実の必殺ワザともいえますが、「おめえさん、店でもこの値段でするやか?」。

何の創意も工夫も必要なく、そんなの料理人としては恥だと思わないのでしょうか。大会運営のベース、基本的な方針に確固たる主張が無くグダグダになりつつあるこのイベント…。来年は高コスト・高級食材だけを狙って食べて楽しむだけにしようかな…