好来系ラーメン

名古屋ラーメンの本流、根菜から煮出した複雑な味わいのスープ

好来系ラーメン総本家好来道場

1959年に名古屋で創業したラーメン店「好来」を元祖とし、弟子・孫弟子が味を受け継ぐ好来系ラーメン。

メニューは松・竹・寿など変わった呼び名、麺茹のザルが独特な形状。店によって多少違いがあるものの、ベースに流れる好来のスタイルと味で名古屋市を中心に20店以上。地元では人気・認知度の共に高く、名古屋のご当地ラーメンを主張できる存在となっています。

完全な暖簾分けではなく各々独立のお店ですから、全てのお店が同じ味・メニュー・値段ではありません。元祖である好来自身は閉店と再開を何度かくり返し(経営不振ではなく)、店名は2005年から総本家 好来道場と変わっています。(お店の看板に道場の文字はないけれど。)

好来ラーメン

好来系のお店

松・竹・寿を頑なに守る直弟子のお店、独立後の経年の間に独自メニューを供するようになったお店、比較的メニューに自由度の多い孫弟子のお店…。松を一般的なチャーシュー麺と呼ぶ店も多くなり、実際に食べてみないと好来系とは分からない店も多くあります。

好来系はチェーン店でなく、それぞれが独立店。完全な暖簾分けではないのでメニューはもちろん、麺の太さ長さ茹で加減、スープが濃い目・あっさり目、トッピングの量、値段など店舗ごとに異なります。出来れば食べ比べてみたいものです。
順不同、店舗は名古屋市を中心に知っている範囲ですので悪しからず。