味噌煮込みうどん

名古屋めしの人気ランキングで1・2を争う人気
当地独特の赤味噌が生んだ濃厚な味
鰹ダシと味噌の香り、太くコシの強い麺

本格味噌煮込みうどん生麺を手打ちから!

本物の味噌煮込みうどんは、塩を使わずに打ち上げた専用麺。コクの深い赤味噌のツユで煮込んだ、あの硬く芯の残るうどんに仕上げます♪

塩を入れずに打つ味噌煮込みうどんの麺。味噌ツユでしっかり煮込むので、普通のうどんではしょっぱ過ぎるから。ツルツル啜れないので、長い麺である必要はありません。

材料・麺(2玉分)
強力粉 100g
薄力粉 100g
80cc
そば粉 大さじ3(打ち粉用、小麦粉でも可)
材料・具(2人前)
鳥もも肉 200g
長ネギ 1/2本
油揚げ 1/2枚
椎茸 2枚(ダシに使った干し椎茸でも可)
鶏卵 2個
かまぼこ 4枚
つゆ(2人前)
出汁 800cc(昆布・鰹・干し椎茸)
赤味噌 大さじ3(赤味噌・八丁味噌・赤だし)
味噌 大さじ1(何でも可。普段使いのもの)
みりん 大さじ5

うどんを打つ(麺の完成まで最低でも2時間)

  1. 1. 捏ねては休ませを2回

    大き目のボウルで小麦粉と水を混ぜ合わせ、体重を上手く使って15分ほど捏ねる!丸めてラップをかけ1時間ほど生地を休ませた後、再度15分ほど捏ね、また休ませます。

    ビニール袋に入れて足踏みするほど捏ねなくても大丈夫です(コシはそれほど重要ではありません)。

  2. 2. うどん打ち

    休ませた生地はしっとり。打ち粉を振り、麺棒で厚さ5~6mm位に広げたら折り畳み、5~6mm位の幅に切ります。

    普通のうどんは3~4mm角位なのでほぼ倍の太さ。どうせ熱くて啜れないので、短い麺で大丈夫です。
    打ち立てを調理できるように予めダシを用意。

煮込みは8分位(麺の投入から完成まで約10分)

  1. 1. 一人用土鍋で

    一人用の土鍋にダシを入れて味噌を溶き、一煮立ちしたら中火にして麺を入れます。

    再度沸き始めたら鶏肉と椎茸をのせます。

  2. 2. およそ8分煮込みます。

    太さで火の通り具合は異なりますがフツフツと8分ほどの煮込みで、あの芯が残っている感じになります。

    「芯が残っている」と感じる固さ。この太さの普通のうどんなら、茹で時間は12~15分位なので、ずいぶん早めです。

  3. 3. 具を盛り付けて蓋

    生卵をそっと中心に落とし、他の具をキレイに盛り付けたら蓋をしてさらに30秒煮込みます。

  4. 4. お盆に載せて

    グツグツと煮えたぎる土鍋をお盆にのせて完成です~。

美味しく作るコツ

出汁は鰹の風味が強く・濃いものに仕上げたい
味噌の風味に負けないように、鰹節は削り節ではなく、荒節をしっかり煮出した風味の強いダシを作ってください。昆布・干し椎茸で旨みをさらに上乗せ。
美味しく作るための、かなり重要なポイントです。さらに欲を言えば本節で。

ダシに自信がなければ「赤ダシ」
赤味噌(八丁味噌)にダシの旨みを加えた「赤ダシ」なら、より手軽に美味しいツユが作れます。

麺は芯が残る感じで正解
味噌煮込みうどんはツルツルと食べる一般的なうどんと違って、麺をかみ締めて味わうもの。
硬く芯が残る超アルデンテに仕上げるのが本筋ですが、麺の太さ・煮込み時間はお好みで。